12年使用のエコキュート、お湯張り時に白い汚れやカス。よくあるその正体3選と対処法!
【風呂釜洗浄歴 5年】
風呂釜洗浄の施工件数 約1200件
ジェットバス洗浄の施工件数 約100件
今回は、定番中の定番、10年選手のエコキュートの洗浄でございます。
症状としては、毎回ではないけどお湯張り時に白いフワフワしたような汚れが出てくるとのことです。
目次
12年経過したエコキュートでお湯張りした際の汚れは?
お伺いさせていただいてすぐに自動湯張りでお湯を出してみました。
写真だとかなりわかりにくくて申し訳ございません。
汚れのような、綿埃のようなものが結構浮遊していました。
入浴剤の酷い汚れはなさそうです。
白いカス(汚れ・モヤモヤ)の正体①
一つ目の正体として挙げられるのが、今回の事例もそうでして、ホコリの塊です。
え?
ホコリ?ってなるじゃないですか。
でもホコリなんですよ!
この症状は、2日目のお湯を追い焚きして再度利用されているお宅で多くみられる症状です。
この写真のホコリは、ピンク色に染まって出てきていた物です。
なぜそのようなことが起こるかと言いますと、ホコリは常にどこにでも存在している状態じゃないですか。
どんなに浴槽に蓋をされていたとしても、お湯の中には多くのホコリが入ってしまいます。
毎日排水されているお宅でも多少ホコリは吸ってしまいますが、1日目が終わってからさらに丸1日放置されたあと、再度追い焚きをかけるということは、かなりの量のホコリを吸ってしまうリスクが高いということになります。
僕が個人的に、一番避けていただきたいと思っている風呂釜の使い方が、この2日目の追い焚きでございます。
汚れも1年でかなり付着しますし、ホコリもたくさんたまり、何と言っても2日目のお湯は、ほぼ細菌のお湯です!!!
正直、水道代が少し安くなったとしても、身体や風呂釜に与えるリスクの方がかなり高いです。
ホコリは、追い焚き配管にあるポンプや弁に引っかかってしまい、1回の洗浄では取りきれない場合もあります。
その際は、ホコリの出し方をお伝え致しますので、しばらくはホコリを溜めないようにしていただいて出しまくってください!!!
白いカス(汚れ・モヤモヤ)の正体②
白いカスが出るという症状の2つ目の正体は
入浴剤
です。
入浴剤で困っている方が一番多いかもしれませんね。
写真は白くはないのですが、最初は白い状態で、どんどん劣化してしまい緑や黒、茶色に発展してしまいます。
最初は白いカスが出てきていたはずなのに、気が付かずに中で劣化してしまっていたなんていうのはよくある症状ベスト3です!!!
こうなってくるとリスクも高くなってしまいますが、早い段階で落としておけばもちろんリスクも下がります(o^^o)
ですので、今現在入浴剤を使われている方は、すぐにでも風呂釜洗浄をしてくださいね!
白いカス(汚れ・モヤモヤ)の正体③
最後の正体は、正真正銘の人の皮脂汚れです。
これもなかなか厄介でして、風呂釜に大量に付着してしまい、そこをお湯が通るたびに汚れも一緒に持ってきてしまうという現象です。
皮脂の汚れは、入浴剤とは違って、基本的に半透明(ゼリーを削ったような)のものが多いです。
入浴剤の汚れは、しっかりと色がついているものが多いです。
ホコリの場合は手に持つと固形として残るのでわかりやすいです。
写真のお宅は、もちろんエコキュートでまだ数年でしたが、何故か汚れが溜まりすぎていました。
しかも1回の洗浄では落ち切らず、追加でもう一度洗浄してやっと汚れが出なくなりました。
上記3つがよくある白いカスの正体3選なのですが、大体はこれのどれかに当てはまりますので、わからない方はご連絡くださいませ♪( ´θ`)ノ
今回の洗浄の結果
写真で一気に行きますね!
洗浄中、ホコリもそこそこ目に見える形で出てきました。
汚れの量も多かったですね。
洗浄後のお湯張りは?
僕とお客様でしばらく見ていたのですが、基本的には何も出てきていませんでしたので、今回の洗浄は一件落着でございます!!!
よかった☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
風呂釜に症状が現れた際の対処法
最後に、お湯張りや追い焚きをすると何かしらの症状がで始めた時の対処法をお伝えして今回は終わりたいと思います。
正直、がっかりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、包み隠さず正直にお答えさせていただきます。
症状があるのであれば、即業者の風呂釜洗浄を!
無症状でも2〜3年洗浄されていなければ、即洗浄を!
市販の洗浄剤では、汚れは落ちません!ということは今まで散々お伝えしてきましたので、ここでは言いません。
業者だからと言われてもしょうがないのですが、上記で述べたことは事実ですので、もしご不安な方は一度ご連絡くださいませ。
一緒に綺麗な風呂釜を維持していきましょう(⌒▽⌒)
代表 村田譲