お湯を張ると黒い汚れが出てくる!入浴剤を入れて追い焚きし続けた結果。
【風呂釜洗浄歴 5年】
●風呂釜洗浄 施工件数 約1200件
●ジェットバス洗浄 施工件数 約100件
今回は、お湯張りをすると黒い汚れが出てくる!追い焚きでは出ないけど。(どうやら今回の追い焚きの意味は二日目のお湯を追い焚きすること)
とにかく洗浄で綺麗にして欲しい!
という、お客様のお宅に洗浄に行ってきました。
黒い汚れといえば、全てが汚れではない可能性があります。
その辺に関してはこちらに詳しく書いてありますのでぜひ一度読んでみてください
↓↓↓
今回の黒い汚れは何なのか?
その辺をご紹介していこうと思います。
目次
お湯張りをして黒い汚れを確認してみた。
まずは実際にお湯張りをさせていただいて、黒い汚れが出るのか?出るのであればその黒い汚れは何なのか?を検証してみたいと思います。
最初は少しだけ黒いカスが出ている感じがしたのですが、お湯が溜まっていくとハッキリと目視出来るくらい大量に出てきました。
黒いカスが多く出てきていることが確認できたので、次はこの黒いカスが何なのかをみていきたいと思います。
黒いカスは基本お湯の中で浮遊している。
黒というよりはどちらかというと濃い緑・・・・・・・
指で触ると、柔らかくて消える。
これらの3点を考慮すると
入浴剤が溜まり過ぎて汚れが直接出てきている!
と考えるのが一番妥当かなと思います。
それではお客様にヒアリングしてみましょう!
今までのお風呂の使い方
・濁り系の入浴剤をほぼ毎日使用
・追い焚きを頻繁にする
・冬場は二日目も同じお湯を追い焚きして使用
これでほぼ確実ですね。
今回のお悩みの原因は
追い焚き配管に入浴剤と人の皮脂汚れが溜まり過ぎて、蓄積された汚れが削られて直接出てきてしまっている!
という事になりますね。
ガッツリ洗浄していきましょう(⌒▽⌒)
循環アダプター周辺
フィルターは入浴剤の色が染み付いていましたが、漬け込みした事によって、色もほぼ取り切れました。
循環アダプター裏にも汚れが多く、色は少し残りますが汚れは落ちています。
循環アダプターの中には、入浴剤やホコリが大量に蓄積されていました。
こちらも色は少々残りますが、汚れ自体は除去してあります。
これは配管内部が心配ですね・・・・
追い焚き配管(風呂釜)内部の汚れ
この写真は配管の中に溜まっている汚れが、洗浄剤によって浴槽に出てきた直後の写真です。
茶色の泡になっているのが今出てきた汚れです。
最終的には
配管自体の劣化もありましたが、やはり出てくる黒いカスの原因は、入浴剤と皮脂の汚れと言えるでしょう。
触ってみるとわかるのですが、人の皮脂のべっとりした汚れと、入浴剤汚れのサラッとしたものがわかりやすく出ました。
入浴剤汚れのまとめ
入浴剤の汚れは、配管に蓄積されていくと、最初は白くても配管内部でどんどん劣化・腐敗していってしまって、最終的に緑色になっていってしまいます。
こうなると汚れも固着し、給湯器の奥まで汚れが侵入していくので、1回の洗浄で取り切れるかわからないというリスクも高くなってしまいます。
そのようなことにならないためには、次のような方法しかないかなと思います。
・入浴剤の使用をやめて定期的な洗浄をする
・入浴剤の使用を続ける際は徹底した風呂釜洗浄を継続する
どちらにせよ、定期的な風呂釜洗浄が必要なことだけは間違いなさそうです。
もちろん業者的な目線もありますが、個人的な意見ですので、嘘偽りはないです( ̄^ ̄)ゞ
入浴剤の長期的な使用で悩まれている方が本当に多いので、少しでもお悩み解消のお手伝いが出来ればなと思っています。
少しでも気になった方はご相談だけでも大歓迎ですので、いつでもご連絡くださいませ!!!
全国からのご連絡、お待ちしております☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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代表 村田譲