ジェットバスから湯垢や汚れが!風呂釜よりも汚れが多い理由。【業者による配管掃除で解決!!!】

 

風呂釜洗浄専門 Thumb Always 代表の村田譲です。

 

今回は、神奈川県・横浜市の築10年の戸建てにお住まいのお客様から

『最近、自動でお湯張りをすると白い湯垢のようなものが浮遊している。ジェットバスを稼働させると、白い湯垢のようなカスがさらに出てきてしまって、子供たちがお風呂に入れなくなっているから、風呂釜とジェットバスの配管を綺麗に洗浄して欲しい!!!』

とのことで、風呂釜洗浄とジェットバス洗浄の依頼をいただきました。

 

ありがとうございまぁ〜す☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

代表 村田譲

 

【風呂釜洗浄歴 5年】
● 風呂釜洗浄    施工件数 約1300件
● ジェットバス洗浄 施工件数 約100件

 

目次

ジェットバスは風呂釜より汚れる?






追い焚き配管(風呂釜)は、給湯器まで繋がっているので配管は長く、ジェットバスの配管は全く別系統で基本は浴槽の周りにあるだけなので、風呂釜と比べると配管は短いのです。

 

ですが・・・

 

ジェットバスの配管の方には、追い焚き配管(風呂釜)の何十〜何百倍もの汚れが蓄積されています!!!

 

なぜジェットバスには汚れが大量に蓄積されてしまうのか?

 

追い焚き配管(風呂釜)は、人が入ったお湯、つまり人の皮脂や入浴剤が入ったお湯が配管の中を浴槽を通して循環することで汚れていってしまいます。

 

 

上の絵の赤い線で囲まれている配管が追い焚き配管です。

 

追い焚きや自動湯張り・保温を繰り返すことによってこの追い焚き配管が汚れていくのですが、この配管は追い焚きだけではなく、自動湯張りのように新しいお湯を浴槽に注ぐ際にも使われているのです。

 

新しいお湯が通ってくるということは、その際に配管内部をすすぐことができる、若干ではありますが配管を洗うことができるのです。

 

そのおかげでジェットバスよりも汚れが多少着きにくくなっています。

 

ですが、ジェットバスは全く別の配管で、新しい水やお湯ですすごうとすると、排水後にもう一度水やお湯を溜めてジェットバスを稼働させる必要があります。(正直、そんなことやってられないですよね笑)

 

すすぐのは大変だし、使っていなかったとしても毎日のお風呂のお湯はジェットバスの配管の中に侵入してしまいますので、ジェットバスの配管には毎日汚れの成分が溜まっていってしまうのです。

 

追い焚き配管は普段の利用で多少すすぐことが出来るので、汚れはジェットバスと比べると少ない(ジェットバスとの比較では少ないが、1年使用すれば大量に汚れは溜まっています)のですが、ジェットバスというものは毎日すすぐことが現実的ではないので、かなりの汚れが蓄積されてしまいます。

 

このことから考えても、風呂釜同様、ジェットバスも数年に一度は洗浄していかないと、かなりの細菌が生息するお湯に入り続けることになってしまうのです。

 

お客様の使用状況

 

  • 築10年でエコキュート
  • 入浴剤はほとんど使用なし
  • お子さんがいる
  • お湯は毎日交換(2日目の追い焚き再利用なし)

 

特に、まずいなぁ、と思う使い方はされていないのですが、10年という年数とお子さんがいるというところを考えると、汚れはかなり溜まっていることが考えられますね。

 

 

最初のお湯張りで、わかりにくいのですが、白い湯垢のような汚れが確かに出ていました。

 

 

ジェットバスの噴出口は2つのタイプでした。

 

循環アダプター周辺の汚れ

 

before
after

 

before
after

 

before
after

 

循環金具周辺は基本的に綺麗な状態であったと思います。

 

ジェットバスの噴出口と吸い込み口

 

before
after

 

before
after

 

before
after

 

 

当たり前ですけど、10年間掃除されていなければ汚れはたくさん付着しますよね。

 

ですが



ここでもやはり、入浴剤を使用されていなかったことと2日目のお湯を追い焚き再利用されていなかったことが効いていて、そこまで危機的な状態ではなかったと思われます。

 

風呂釜&ジェットバスの汚れ

 

 

最初に除菌剤を風呂釜に投入しただけで、かなりの緑色の粉のような汚れが大量に出てきました。(除菌剤だけで出てくることは極めて少ないです)

 

 

ジェットバスは回し始めてすぐに汚れが出てきましたね。

 

 

相当汚れの色も濃くて、状態としては健康被害に直結してしまう可能性が高い汚れです。

 

かなり汚れも頑固に固着している可能性がありましたので、この後2時間半くらい格闘して汚れを掻き出しました((((;゚Д゚)))))))

 

その結果・・・・・

 

 

 

 

 

正直なところ、こんな汚れはほとんど見たことない!!というくらいにベトベトと粘着力が高くて、指に汚れをとると、通常の洗剤では全く落ちないくらいベットリしていました・・・

 

 

人の皮脂ってこんなに粘着力があるのか、とまた新しい経験が出来ました。

 

この後、風呂釜とジェットバスの両方をすすいで、最後真新しいお湯を張り、ジェットバスを稼働させて汚れが出てこないことを確認して、洗浄を終了しました( ^∀^)

 

綺麗になって本当に良かった!お客様にも喜んでもらえて光栄です!

 

 

まとめ

 

  • ジェットバスは風呂釜より汚れる
  • ジェットバスは綺麗に保つことが非常に難しい
  • ジェットバスは使わなくてもかなり汚れる
  • 風呂釜は1年が洗浄目安
  • ジェットバスは2〜3年が洗浄目安

 

ジェットバスというものは、素晴らしい機能を持っているものなのですが、メンテナンスのことを知らずに使用されると、逆にデメリットにしかなりませんんので、正しく使って正しくメンテナンスしてあげてくださいね。

 

ご相談やご予約は終日年中無休で受け付けておりますので、ジェットバスがご自宅にある方は、1度洗浄されることをお勧めいたします。

 

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