追い焚き配管(風呂釜)の汚れを放置することによるリスク3選!【風呂釜洗浄でリスク回避】



風呂釜洗浄専門 Thumb Always 代表の村田譲です。






今回は、千葉県・松戸市の築15年ほどのマンションにお住まいのお客様から

『お風呂の自動湯張りや追い焚きをすると、最近黒いススのようなものが出てくるようになってしまい、ジャバを試したが全く効果がないので、一度業者による本格的な風呂釜洗浄をして欲しい!』

とのことで、風呂釜洗浄のご依頼をいただきました。





ありがとう、ございま〜〜〜す☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆







お客様からの情報で、『黒いスス』、とありましたが、風呂釜から出る黒いカスに関しては以前まとめましたので、そちらをご覧ください。

https://thumb-always.com/2021/02/02/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%8A%E6%82%A9%E3%81%BF%E7%B7%A8%E3%80%82%E9%BB%92%E3%81%84%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93%EF%BC%93%E3%81%A4%E3%82%92%E3%81%BE/






追い焚き配管(風呂釜)というものは、簡単に中を覗くことができないので、毎日使っていて汚れが溜まっていってしまっても症状が出る(汚れが直接出る・お湯が臭う等)まで放置されてしまうことがほとんどです。







ですが





追い焚き配管(風呂釜)の汚れを放置すると絶対的なリスクがありますよ〜!
ということで、その代表的なものを3つ紹介してから今回の洗浄事例を紹介したいと思います。







目次

風呂釜の汚れを放置したときのリスク3選








  1. 様々な配管の劣化やゴムの劣化
  2. 最初の自動湯張りのお湯から細菌だらけ
  3. 給湯器交換しないと汚れが止まらない






この他にも、細かいものをあげるとキリがないので、代表的なものが上記の3つです。






配管の劣化やゴムの劣化






追い焚き配管というのは、給湯器内部は基本銅配管が使用されてますが、浴槽から給湯器までをつなぐ配管はお宅によって違います。






給湯器内部に関してはどこも条件は同じ(基本銅配管)なのですが、浴槽と給湯器をつなぐ配管で症状も変わります。

  • 樹脂製⇨基本劣化片は無い
  • 金属製⇨劣化や錆がある
  • ゴム製⇨劣化がある

素材によって症状も様々です。







錆や劣化が酷いお宅はこのようなものが出てきます。



ゴムは





自動湯張り後のお湯がすでに細菌だらけ!






これは仕組みを理解すれば当たり前の話なんです。







追い焚き配管には、使用していくとどうしても汚れは溜まっていきます。
細菌はその汚れを栄養分にして、あっという間に繁殖・増殖してしまいます。
もちろん、汚れが多くなってくると細菌の量も増えてしまいます。







自動湯張りでお湯が溜まっていく際は、追い焚き配管のさらに奥で作られたお湯が追い焚き配管を通って溜まっていきます。





ということは・・・







追い焚き配管に生息している細菌たちを浴槽に運びながらお湯張りが進んでいるということになります。








汚れが溜まりすぎると給湯器を交換しないといけなくなるかも







追い焚き配管自体の汚れは落ちるのですが、あまりにも汚れが溜まっていると、洗浄剤が届かないところまで汚れたり汚れが固着したりします。



そうなってしまうと、1回の洗浄では解決しない場合も出てきてしまいます。

その場合は、給湯器の交換か短い期間で再度洗浄を繰り返すかということになってしまいます。







そうならないためにも、症状がなくても、やはり定期的に汚れは落としていく必要があります!!!








このようなリスクを回避していくことにもつながる風呂釜洗浄ですので、ぜひお見知り置きくださいませ( ^∀^)









お湯張りでの黒いススは何?









お湯張りすると確かに黒いカスが出ていますね。









やはり劣化のような感じがします。ゴムではないようです。










給湯器自体も15年経過していますので、しっかり出方を見ていく必要がありますね。







循環アダプター周辺の汚れ





before
after



before
after



あれ??????





15年経過しているのにかなり綺麗だな、と思いお客様に聞いたところ、最近旦那様が外して掃除されていたそうです。





納得しました(⌒▽⌒)









追い焚き配管(風呂釜)の汚れ












汚れを出してみると、皮脂汚れは当然のことながら、入浴剤汚れが大量に出てきました。





やはり使用されていましたか。










浴槽と同色なので見にくいのですが、かなり出てきました。






それと同時に劣化による黒いカスも大量です。









汚れも出し切り、劣化片もかなり出なくなってきたので、洗浄を終了して新しいお湯を出してみます。












基本的には出てこないのですが、たまにすごく小さな劣化片が出てきます。(ほぼ出てきません)






このあと、普段の配管のお手入れ方法もお伝えしましたので、さらによくなっていくと思います。









まとめ







  • 追い焚き配管(風呂釜)の汚れを放置すると後々大きなリスクとなる(お金と身体)
  • 配管の劣化に関しては、風呂釜洗浄で解決できない場合もある
  • 汚れが多いと身体に悪影響しかない






うまくまとめられてなくて申し訳ございません。






ご連絡いただければ、知っていることは全てお話しさせていただきますので、ご質問等ございましたらいつでもご連絡くださいませ(๑>◡<๑)





風呂釜洗浄専門
Thumb Always

代表 村田譲