風呂釜の汚れと共に出てきたのは劣化や錆!【築20年以上のマンションは気をつけて!】
風呂釜洗浄専門 Thumb Always 代表の村田譲です。
今回は、東京都・新宿区にお住まいのお客様から
『築20年以上経っているマンションに住んでいて、給湯器は10年ほど前に交換しているが、追い焚き配管は一度も洗浄したことがなく、最近配管の汚れが気になるようになって、気になり始めるとお湯に汚れが出ている気がしたから、一度綺麗に洗浄して欲しい!』
とのことで、風呂釜洗浄の依頼をいただきました。
ありがとうございまぁす☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
【風呂釜洗浄歴 5年】
● 風呂釜洗浄 施工件数 約1,400件
● ジェットバス洗浄 施工件数 約100件
築20年以上のマンションで、これまでに風呂釜洗浄をしたことがない、といった方は非常に多いのでは無いでしょうか。
今回はそんな方に是非みていただきたい記事となっております!
そんな中でも特に2日目のお湯の追い焚き再利用はリスクしかありませんので、そんな方は一度こちらをご覧ください。
↓
目次
これまでのお風呂の使用状況
- 築20年のマンションで給湯器まで距離がある
- お湯は何日か追い焚き再利用
- 入浴剤はそんなに使っていない
- 給湯器は10年使用
給湯器はこんな感じです。
よく見かけるNORITZのガス給湯器ですね。
最初のお湯はりをすると、確かに白くて薄いカスがちらほらあったのですが、写真には映らなかったので割愛します。
それでは洗浄を始めましょう!
循環アダプター周辺は綺麗だった
かなり古い循環アダプターですね。
この汚れの感じを見ていると、そこまで汚れの量は多くはないのかも、と最初は思っていました。
追い焚き配管(風呂釜)がかなり劣化していた!
薬剤投入後、間も無くして、こんな感じで汚れとあるものが出始めました。
皮脂汚れと一緒に配管のサビや劣化片が出てきています。
これはちょっと心配だなと思うくらいにたくさんのサビや劣化片が出てくるので、浴槽と給湯器を繋いでいる配管の素材も見させていただきました。
銅管
です!!!
この2本がいわゆる追い焚き配管です。
給湯器の下だけならまだ良かったのですが・・・・
この感じは、おそらく全てが銅管で繋がれているようです。
現在は樹脂の配管で繋がれているのがほとんどなのですが、築20年を越えているマンションや戸建ては結構銅管で繋がれていることが多いそうです。
外側もかなり銅管が錆びているのがわかります。
もちろん配管内部も錆びたり劣化したりしています。
そんなサビや劣化片が先程の写真にあったものです。
最終的な追い焚き配管の汚れ!
汚れもかなり出てきていて、お湯もガッツリ濁りました。
汚れが多い証拠です。
劣化片はこちら
ちょっと見にくいのですが、浴槽の下に大量に溜まっていて、青さび(緑青)もかなり出てきました。
20年経つと、汚れの色は緑色になってくるんですね。
洗浄後、数粒劣化片が出てくる
洗浄後のお湯張り確認をさせていただいたところ、汚れは一切出てくることは無いのですが、劣化している配管からほんの数粒劣化片が出てきました。
これに関しましては、しばらく様子を見ていくしかありません。
数粒ですので、日頃のお手入れ方法を実践してもらえれば、おそらく止まってくるでしょう!
このような劣化に関しても、やはり汚れを放置してしまうと進んでしまいますので、定期的な洗浄は必要ですね。
マンションの追い焚き配管の交換は、フルリフォームで無い限り現実的では無いらしいので、ご自分で劣化を防いでいくしかないのです!!!
現在の状況や配管内部に関しての、ご相談やご質問等ございましたら、いつでも大歓迎でございますのでご連絡くださいませ♪( ´▽`)
まとめ
- 築年数が経っているマンションの風呂釜は配管の劣化に注意
- 配管が金属の場合、劣化やサビが確実にある
- 劣化やサビは洗浄しても出てくる場合がある
- 定期的な洗浄が劣化やサビからのリスクを下げる
洗浄しても大量に劣化やサビが出てくる場合は、配管を交換しないと解決しませんので、築年数が経っているマンションは特にお気をつけください!!!!!
劣化に関しては、ゴム片が出てくる場合も多くありますので、そちらも合わせてお気をつけください!!!
風呂釜洗浄専門
Thumb Always
代表 村田譲